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股関節の重要性

十十重~ととのえ~が考える4つの重要箇所。
今回は股関節についてお話しします。

目次

股関節と腰の関係は切っても切れない

多くの方が、股関節の可動域が狭くなっています。
理由のひとつに足関節との関わりがあり、そちらについては前回お話ししました。
それとは別に、座りっぱなしの状態が股関節を硬くしてしまい、可動域が狭くなってしまうということが挙げられます。座りっぱなしだと股関節は屈曲されたまま動かないので、股関節まわりの筋膜は癒着し、筋肉が硬くなってしまうのです。
デスクワークの方がそうですし、出張が多い会社員の方は飛行機・新幹線・自動車などで長時間移動し、ほぼ身動きが取れない状態で座らなければならないため、股関節の動きが制限されがちです。股関節まわりが硬くなって動きが制限されることで、特に腰へ大きなダメージを与えてしまいます。それほど股関節と腰は直結しているのです。

股関節と一言で言っても、外側・内側・前・後ろと360度あり、さまざまな軟部組織によって支えられています。
十十重~ととのえ~はその中で、特に腰への影響が大きいのがお腹・大腿・おしりの筋肉だと考えます。さらに大半の方は、お腹の深部にある筋肉を始め、身体の前側にある筋肉をうまく働かせることができていないことが原因で、腰に痛みや違和感を訴えていらっしゃるようです。

「お腹の筋肉?」と意外に思われるかもしれませんね。
お腹の奥にある腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋からなる筋肉の総称)は、身体を支える重要な筋肉です。インナーマッスルの代表でもあります。現代人は前かがみや運動不足により、この腸腰筋がうまく働けなくなっています。そうなると背中や腰にある筋肉は引っ張られて疲弊します。ざっくり言うと、それが腰の痛みに繋がるのです。

あなたはどんなふうに歩いていますか?

次におしりの筋肉について。ここでは歩き方について書いてみます。歩けば歩くほど腰が痛くなる方がいます。その一例です。歩行時、踏み出す足に合わせて、おしりが左右に引っ張られている方を見かけます。どういうことかと言うと、通常股関節は単体で動くべきものなのですが、骨盤ごと足を踏み出しているのです。それで歩くたび骨盤が左右に揺れます。

ずいぶん昔ですが、一度、私の前を行く女性の真似をして歩いてみたことがあります。色っぽい歩き方だな~と思ったからです(*^^*)すると…速攻で腰が痛くなりました!(汗)友人だった杉田(現十十重〜ととのえ〜院長)に話すと、「そりゃそうやろ(・-・)」と冷静に言われました(笑)。

この歩き方は「モンローウォーク」と呼ばれます。マリリンモンローの歩き方ですね。若い方はモデル歩きを想像していただけたら良いかと思います。このモンローウォークの何が良くないのかと言うと、股関節を動かす際に、骨盤もですが、腰が一緒に引っ張られるからです。骨盤と股関節・骨盤と下部腰椎が癒着して股関節の動きを妨げるせいで、股関節が単独で動かせていないのですね。本来動く必要のない腰がずっと動かされている状態…((+_+))腰は疲労しています。そのためこのような歩き方をしている方は「必ず」腰を悪くします。

なぜモンローウォークになるのか…。それは股関節に付着する筋肉の中でもおもに、おしりにある中臀筋を使わずに歩いているからです。中臀筋が縮んで硬くなっていると考えられます。筋肉は縮んで硬くなると、従来の働きができなくなります。それだけでなく、他の筋肉や関節に癒着して動きを制限させてしまうので、ほかの箇所にまで悪い影響を与えてしまうのです。

おしりの筋肉が原因で膝に痛み!?

ちょっとここで、股関節の筋肉繋がりということで脇道に逸れます…。
中臀筋が縮みっぱなしだと、腰だけでなく膝にも影響が出ることがあります。少々専門的な話になりますが、中臀筋は大臀筋の下にあり、中臀筋が縮んで働いていないせいで大臀筋に癒着します。大臀筋は大腿の外側にある大腿筋膜張筋と直接繋がっていて、その大腿筋膜張筋は膝にくっついています。中殿筋が縮むことで、大腿筋膜張筋が引っ張られ、膝に痛みが出ることがあるのです。
(正式には、大腿筋膜張筋は筋肉ですが途中から腸脛靭帯という軟部組織に変わり、その腸脛靭帯が膝に付着しています。そして腸脛靭帯は大腿筋膜張筋と大臀筋が繋がったものです。別々の筋肉がひとつになって、しかも筋肉が途中から靭帯に変化するという珍しいタイプです。)

「中臀筋が縮み硬くなる → 大臀筋が縮み硬くなる → 腸脛靭帯が引っ張られて緊張状態になる → 膝に痛みが出る」ということです。中臀筋ひとつだけのせいでも、膝まで悪くすることがあるというお話でした(中臀筋も大臀筋も大腿筋膜張筋も股関節に付着する筋肉なので、もちろん股関節にも影響が出ます)。難しくなってしまいました(汗)。

モンローウォークに話を戻します。
中臀筋が縮んで硬くなった状態のままだと、筋力が低下する(筋肉が縮んでばかりいると筋力は低下します)ためおしりに脂肪が付きやすくなりますし、また、垂れやすくなります。女性にとっては痛い悩みに繋がります。自分が普段どんなふうに歩いているのか客観的に見るのは難しいですが、正しい歩き方をすることは身体を守ることになり、美容のためにもなるのですね。

「鍛える」前に「整える」

はい、この言葉、今回も出ました(*^^*)
筋肉は使わないと縮んで硬くなります。そう聞くと、意識が高い方はジムで鍛えたり毎日スクワットを続けたりします。確かに、健康な状態でいるためにある程度鍛えることは必要です。でも、もし筋肉や関節が正しく働ける状態でないと、きちんと機能しません。なのでまずはきちんと使える状態に戻すことが必要です。十十重~ととのえ~ではその、「使える状態にする」を行います。

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